新宿メロドラマ

安っぽいヒューマニズムは要らない。高いのを持ってこい。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ダッカ2010:言葉は僕のものではない。

暑い/寒い、辛い/甘い、高い/低い、尊い/醜い、清い/汚いと、言葉は一見自由だ。 あるいは言葉は組み合わせによってさらに多次元的なスペースを飛び回ることができる。「ドブネズミみたいに美しく」というやつだ。こうすれば言葉はもう美しい/汚いとい…

プール再訪。政府はそこにいる。

昨夜よりは早い時間だったがプールサイドに客は多くなかった。相変わらず飛び回る大ぶりの蚊を気にしながらビールを飲んで、僕はT氏がビュッフェから戻ってくるのを待った。「凄い量ですね。アメリカ人みたいですよ」戻ってきたT氏は皿にいっぱいのバーベキ…

ターミナル。

空港ではきたときと同じ身のこなしのいいオフィシャルの男が現れて我々の荷物をひっつかんで出国と搭乗の手続きを済ませてくれた。 ロビーのベンチで荷物の整理を始めると、オフィシャルは「もういいかい」と尋ねた。 「サンキュー。喫煙所はある?」と僕が…

「貧しい人々」。

車がダッカ市内の街角を曲がると、そこに突然「貧しい人々」がいた。 Aさんは彼らのことを"poor people"と呼ぶ。彼は頻繁に"poor"という言葉を使うのだった。 知らない町でその一帯の「雰囲気」を正しくつかむのは簡単ではないが、ここも僕の目にはごく普通…

コーラン。ババ抜きは続く。A氏は安寧を願っている。

最終日の朝は遅めの朝食にして身体を休める。今日の夜ダッカを出る便で出国すると、成田まではまた長い旅になる。 ビュッフェでは果物や野菜を慎重に避ける。 二日前にホテルに着いてから、僕は歯を磨くのにもミネラルウォーターを使っている。水道の水を使…