【ネット】 「有名人男女がお泊り(どきどき)」 ツイッターで暴露した高級ホテルのバイト学生、自身が大学名から顔まで晒される事に★5
もう珍しいことではないが、2ちゃんねるの「ニュース速報」板で血祭りにあげられ、実名から顔写真まで晒された女子大生。
ニュー速にスレッドが立ってからの流れが以下のようにまとめられていた。
12 名前:名無しさん@十一周年 [sage] :2011/01/18(火) 19:58:21 ID:3mYvQRRp0
個人が特定されるまでの経緯
Twitter -3時間前
02:40 ν速に最初のスレが立つ
02:40 Twitterプロフィールから学部確認
03:07 Twitterの登録リストから女子学院であることを確認
03:13 アカウントのtkngから苗字は徳永、竹永を類推
03:15 mixiアカウント発見、参加コミュから09入学の中央大、予備校は早稲田塾
03:15 Twippleの写真からウェスティンホテル東京を確認
03:17 Google検索、中央大学理工学部、洋弓部に竹永葵を確認
03:20 昨年の対戦相手、明大アーチェリー部の試合記録にて中央大に竹永葵を発見
03:36 過去のツイート「22階から見る景色」「忙しかった。そんなに高級鉄板焼きが食べたいか」勤務先「恵比寿」確認
03:37 Twitter,Twilogとも魚拓確保
03:57 facebookアカウント発見、最初の顔写真
04:05 mixiアカウント名変更
04:05 Twitterアカウント削除
実名が判明するまでわずか30分、最初の顔写真が発見されるまで1時間と少しと、今回もニュー速のマジキチぶりと破壊力が改めて確認される結果となった。
本人の対応も素早く、騒動開始から二時間足らずでmixiやTwitterのアカウントを変更・削除している。
しかし「おまいら」が元気な深夜だったことが災いし、二個目、三個目のmixiアカウントも次々と暴かれ、女子大生のプライバシーは文字通り「全員に公開」となった。
本人はメーリングリストで関係者に謝罪文を流したが、その文面までが晒されるという始末。漏れ始めるとキリがないSNSの脆弱性である。
どうやら情報工学を専攻しているという彼女のネットリテラシー、あるいはネチケット()のなさは驚きをもって受けとめられたが、問題になったバイト先の上司を激しくdisった以下のtweetが、モラルでいえば人類最底辺のニュー速民に良識を疑われたのには苦笑を禁じ得ない。
あーあもう 久々に例の、仕事できないくせに理不尽なことでキレる社員(30代独身女)に雷落とされたな。
「なんで意識がそんなに足りないの?大学生でバイトだからってそんな風なのは許さないからね!
取れなかった分(伝票を客に渡すのが諸事情により間に合わなかったの)自分で払えるの?って話。」
渡そうと思ったらその人のサイン入ってなくて確認したら伝票打ち間違ってて 直し行って帰ってきたらちょうどその客が帰るところで。
もちろん私の落ち度だけどそこまで言われる筋合いはないさ
理系をなめんなよ。口喧嘩では負けないんだから。
部下のミスをカバーして収拾つけるのが上司の仕事だろ?客の前で部下に責任押し付けてどうすんのよ。
とまぁそんなこといって逆上したらさらにバカを見るのでしおらしく謝っといた。それで済むしそのうちおさまるからね。もう慣れちゃった
「なんでもないです」って言ったのに、誰かしらに事情を聞いた同い年の男の子が
「あの金額なんてホテルの全収入からしたらカスですよ。もしとりそこなってたとしてもその分僕が個室とかでとってくるし」
って言ってくれた事が惚れたはれたとかではなく、純粋にすごく嬉しくてそのために涙がでた
そう。悪いけど、その人に女として負けてはいないと自負しているからいいやって毎回思うことにしてる。
絶対その人と同じ立場だったら私の方が仕事できるし、周りといい人間関係つくるれるし、その人より絶対可愛い自信があるし女子力は絶対負けてないと思うの。
傍目からみたら相当うざいけどね笑
posted at 00:19:33
「部下のミスをカバーして収拾つけるのが上司の仕事だろ?」この一文が強烈。
まあしかし一番迷惑を被ったのは最初にデートをすっぱ抜かれた「有名人」カップルであって、この女子大生など「ケツ毛バーガー」の彼女に比べればなんのことはない。
けれども気になったのは、twitterからmixi、Facebookと、それぞれのサービスで少しずつ公開している個人情報を一気に統合、類推をかけられ(「類推」と云ってもニュー速では多くの住民が並列処理で類推してくるので、正解が当たるまであまり時間がかからない)てプロフィールを暴かれた一連の経緯だ。
いずれ福島みずほあたりが何か云って法律を作ろうとするのだろうが、いまのところ自らSNSに登録・公開している情報をまとめられたところで訴える手はないし、それによって毀損する個人の利益があるとも(法的には)考えられていない。
「プライバシー権」は本人に守る意志があってはじめて保護される対象になるのであって、世界中に公開している情報を拾い集めて面白おかしく書かれたからといって、文句は云えないのである。
そう考えると隆盛著しいFacebookなどはmixiと違い、架空のプロフィールで登録したのでは意味がないから、ネット上で捕捉されたプロフィールの断片がリアルの「個人情報」へ結びつくまでの決定的なブリッジになりうる。
登録しながらそのように気付き、退会手続きをしようとしたが、できない。
「アカウントの停止」を申請してみたが、翌日大学の先輩から「キミ、フェースブックにいる?」と訊かれ、確認すると私の登録情報は別に消えていない。
試しにIDとパスワードを入力するとログインできてしまい、ログインすると「アカウントが有効になりました」というメールが届く。無間地獄のようなシステムだ。
ところで「夫婦別姓」をめぐる議論のなかで、こういう記事が話題になっていた。
【コラム/毎日】同窓会のため連絡先をネットで検索しても見つからず…夫婦同姓の現行制度は改めて不便だと感じた
同窓会の連絡のための連絡先を名前からネットで検索したとか、それこそマジキチのやることである。
ソースも「毎日.jp」なので記者の良識にはもとより期待ができないが、いずれにせよ、何がきっかけでネット検索からあなたのプロフィールを編纂しようとする者が現れるかわかりませんよ(どきどき)というお話だ。