新宿メロドラマ

安っぽいヒューマニズムは要らない。高いのを持ってこい。

泡沫のうちにリジュームを繰り返す俺と私の系(システム)。

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「個性的なブログ」を書いて秒速でアクセスを稼ごうという悪魔のようなエントリを見付け、はたと膝を打つ。

実際には布団のなかにいたのでそんな気の利いたアクションはできない。

5.役に立つことを書かない。
役に立つことはどこかの誰かが書いている。いいかえれば競合が多いということ。そもそも人様に役に立つよこれはと考えるのはおごりであり増長だ。役に立たないことを積極的に書いて孤高の高みへ行こう。

宿願の「1年50エントリ公開」を目指して邁進していたあの頃から気付けば1ヶ月あまり。

もう毎日更新しても夢はかなわぬ年の瀬となってしまった。

今回の人生で思い返すのは何度目かわからないが、やはり「ウサギとカメ」の寓話は当を得ている。

一気にやろうというタイプのヤツが何かを成し遂げたことなど実際にはないのだ。

ティップネスなんか入会したその日から3日連続で通い詰めたがその後2年間も会費だけ払い続けたではないか。

このように世の中にはそういう熱しやすくて冷めやすく思いだけはご立派だが知的な持久力にとぼしい連中向けの罠まで用意されている。そこの常連が私というわけだ。

 

だが何の言い訳もなく、しかしこの間なんとゼロには落ち込まなかったデイリーユニークの皆様に感謝と親愛の思いを込めて当ブログは継続する。

※なお当ブログの検索ワードNo.1は依然として「モンベル 創価」である。

「あいつはボストンに行くとブログを再開する、つまりボストンでは仕事がないわけか」

そうではない。

ボストンにいると酒を飲む相手がいないのだ。

もちろん東京では日夜無駄酒を呷っているなどという誹りをうけて黙っているつもりはない。

いずれも大切な皆様とのかけがえのないOccasionだ。

だが19:00に歌舞伎町で待ち合わせ、26:00に歌舞伎町で分かれるという典型的なケースで酒を飲んでいた時間は実に7時間。

8時間寝て9時間仕事して7時間酒を飲むとしめて24時間。

ブログを書いている時間なんか1秒もないのだ。

9.ブログに時間をかけない。
余程のことがないかぎり1時間以上かけるのならFXとかバイトとか他のことをして個性を伸ばそう。注)このクソエントリーは15分で書かれました。

はは、よいよい。

人の云うことなどはよいのだ。

ここで宇宙のなかを進む銀河系のなかを進む太陽の周りを回る惑星の動きを3Dでみてみようではないか。

もうどうでもいいだろう、私がブログを止めたり再開したりする理由なんて。

銀河も太陽系も、地球も俺たちも実際には存在しないんや!

物質と反物質のバランスが突然崩れ、物質が「爆発的に」増大して宇宙が生まれた。

というか宇宙はまだその爆発のさなかにいるのであって、それが終われば同じぐらいのスピードで収縮し、時間は終焉を迎えて物質と反物質が延々とせめぎあう無のなかへと還っていくのだ。

たったそれだけの話。

オノ・ヨーコがジョンの目の前でパン!と手を叩き「いま鳴ったのはどっちの手?」と尋ねて一世一代の玉の輿に乗った、その

「パン!」みたいな瞬間のなかに生まれた泡沫が僕たちであって、仏教の世界観がたぶん正解だ。

改めて書いておくけど、オノヨーコは「先輩の彼女が何故か偉そうにしてくるアレ」の最強バージョンだからな。

— 中島まら (@NakazimaMara) 2014, 12月 5

 まったく無反省のままにブログ再開。

百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)

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