経歴詐称って、程度問題でいうとみんなそれなりにやってますよね。
最近で笑ったのは米共和党の大統領予備選に出馬した元神経外科医のベン・カーソン。
自伝で「俺もデトロイトの少年時代は荒ぶってた」みたいなことを書いたらしいけど、記者が調査したら当時を知るやつらがみんな「いや、あいつ目立たないヤツでしたよ。ケンカとか無理でしょ」って云ってたらしく、記者会見で詰められて泣きそうになってました。
「おまえら次は幼稚園の先生んとこ行って俺がおもらししたこととか取材してくるんやろ!(震え声)」ってなってて、「あ、こいつもうダメだな」って思いましたよね。
ちなみに僕は経歴に「大手都銀系SIerを経て」って書いてますが、4日間しか行ってないので結構ヒヤヒヤしてきました。
そもそも新卒じゃないのに新卒を偽って就職活動していた時点で経歴詐称だったんですが、まぁそれは面接のときに正直に話したうえでまさかの新卒者内定をもらったのでよしとして、4月1日に入社式に出たあたりから「あ、俺やっぱりこういうの無理かも」っていう違和感を感じ始めて、4月4日に退職願を出して辞めたのを「大手都銀系SIerを経て」って書いてるのは、これはやっぱりギリギリアウトですよね。
「経て」っていうか、立ち寄ったぐらいのレベルですもんね。
でも子会社とはいえ大手って凄いですよね。
4日で辞めて、しかも4日目は退職の手続きして人事部の次長とお茶飲んで昼前に帰ってきただけなのに、4日分の給料が出て、しかも社会保険料とかちゃんと天引きされてたりした結果、ほとんど残ってない手取りが給料日に振り込まれました。あと離職票も後日届きましたし。
しかも次長からすると僕の退職は人事部の評価にとって手痛いことだったはずなのに、これからのことなんかについては親身になって心配してくれたりしましてね。
「でも仕事はしていかないと困るでしょう?」とかって。
申し訳なくて、「知人の葬儀屋を手伝おうと思います」ってまた嘘つきました。
しかしそれにしても大手凄いなぁ、新卒カード凄いなぁ、って思いましたけど、いい年した「同期」どもが社員食堂の前で肩寄せ合って「おっ、今日A定(食)うまそうじゃん!」「俺、今日麺(定食)いこうかな」「おっ、麺いいねぇ」とかって毎日やってるのを見ると、俺、これはある日銃乱射事件とか起こすかもな・・・っていう危機感もありましたし、だいたい人と差し向かいで食事するの、当時もいまも僕は苦手なので、やはり早めに辞めるしかなかったんだと思います。
しかしあいつらクソだったなぁ。
経歴、修正しときますね。すみませんでした。